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​日本心臓CT技術研究会について

 マルチスライスCTの普及と共に冠動脈CT検査は増加し、いまでは虚血性心疾患の診断においてファーストラインの位置付けとなりました。また、冠動脈だけではなく心筋や心臓ストラクチャー、dual energy CTによる新たな評価など、心臓領域におけるCT検査はさらに発展する事が期待されております。このような背景から、今後の検査件数はより増加し、さらなる検査精度の向上が求められる事から、心臓CTの技術に特化した研究会の必要性を強く感じ、研究会を立ち上げる事と致しました。

 この研究会では、「心臓CTの標準化」「新しい技術の情報共有」を主な目的として活動して参ります。標準化に関しては、心臓CTの撮影技術から画像解析技術に至る様々な領域を基礎からしっかりと理解し、最も普及しているミドルクラスのCTによる撮影で実践的に活用できる教育的な内容を提供致します。また、新たな領域への応用や新しい技術に加えて、各疾患への理解とそれに必要な画像情報、他モダリティによる循環器検査なども取り上げながら、心臓CTに関わる様々な情報を共有する場にもしたいと考えております。

多くの皆様にご参加頂き、オールジャパンで取り組める研究会となる事を願っております。

​代表世話人 華岡青洲記念病院 山口 隆義

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